中国の恒大集団が今めちゃくちゃやばいみたいですね。
そのせいで経済に混乱が及んで降り、株価の下落、仮想通貨の下落など様々な世界経済に影響が出ている様子です。そんな恒大集団はなぜこんな危機に直面しているのでしょうか
恒大集団がやばい!そう騒がれている背景には、恒大集団の負債が関係してきています。恒大集団はこれまでにビジネスの幅を広げる為に、多額の負債を負いビジネスを成長させてきましたが、中国での不動産価値の下落や、コロナによる不動産収入の回収遅延などで、キャッシュが圧迫。
結果、社債の利払いができない状況になっていて、デフォルトを起こすのではないかという懸念が広がっているんです。
中国では不動産バブルが崩壊し始めている
バブル成長期も不動産勝ちの値上がりから始まっていく事からバブル崩壊も不動産が必ず関与してきます。今中国では、この不動産バブルの崩壊が始まっています。
日本のバブル崩壊や、アメリカのリーマンショックも、不動産価値の爆下がりが要因となっており、リーマンショックの再来かもしれないと懸念されているほど、今回の恒大集団の問題は大きい。
恒大集団がデフォルト、破綻となれば経済に大きな影響が
恒大集団が実際にデフォルトを起こし、破綻に追いやられる事があれば、確実に世界経済は荒れるでしょう。まず最初に影響がでるのが中国市場。次に株式市場だと思います。ここで多くの投資家が資産を失う事となります。
結果、リーマンショック時と同じ様に数十万人の人が職や家を失い地獄の様な経済となる。しかも今はまだコロナ禍なので、回復の目処の立たない生活が訪れるかもしれません。
恒大集団はどうやってこの危機を乗り越えるのか
恒大集団の負債や、利払いに関しては、国の救済処置があるのではと多くの人は考えているのですが、まだその動きはなく、恒大集団はもがき苦しんでいる状況。
そんな中、ついに恒大集団は新しい動きを見せ始めました。
恒大集団は子会社である盛京銀行の株式を100億元で売却
恒大集団はつい先日、利払いを終えたばかりなんですが、次にはドル建ての利払い期日が迫って来ている状況。ここで利払いのキャッシュを確保する為にも、保有株を売却し、利払いに充てるのであろうという見解。
この動きはどちらかと言えばマイナス。恒大集団は完全に利払いに対応できるキャッシュが確保できていないという事が明確になったと言えます。
恒大集団のデフォルト危機は去ったのか
恒大集団は、今回の利払い期日に対し、株の売却などえキャッシュを確保し、利払いは実行される見通しらしいです。なのでデフォルト危機事態は軽減したのではないでしょうか。
だからと言って株価が戻るわけではないのですが、最悪な事態から一歩離れれた様な気はします。
恒大集団の年内の動きには注意
利払いの危機は去ったとは言え、次の利払いの期日もあるし、雇用者への支払いなど、まだまだキャッシュが安定していない恒大集団は、年内に大きな事態を引き起こす可能性は高い。なので年内は恒大集団の動きに注意しながら投資をやっていく方がいいでしょう。